平等って何かな？と思う。
運動会で1番を決めなかったり、都道府県ランキングで文句を言う首長が出たり、挙句には「新しい資本主義」とかいう平等分配的な話もでる。
もちろんセーフティーネット的な話はあるが、今のこの国で制度を活用して「飢え」や「貧困」で生きれないと言う人はほぼ皆無といって良い。
（制度を知らない人がそうなってしまうと言う現実はもちろんありんす）
日本人の平均年収が433万と言う話が出て、世界と比較し成長力が足りないと言う議論が、物価の高騰も相まって大きく取り沙汰されるようになった。
世界との競争の中で、大きく出遅れたのは、インターネット社会への対応の遅れ、グローバル経済圏での対応の遅れ、マルチプル経済（概して言うと、実経済よりも時価総額がものを言う経済）への理解不足の中で、時代の潮目を読みきれなかった事に尽きると個人的には考えている。
「あの時、ライブドアを多めにみてあげていれば」とか「特区を創設して法人税制をもっとドラスティックなものにしていれば」とか言っても始まらないが、遅かれ早かれ、この状況は生まれていたのだろう。
この手の話をしても、じゃあここからどうするのかと言う話になっちゃうけど、国としての力や競争力は何をどうあがいても、緩やかに衰退するしかないが、本当に追い込まれた時に恐ろしい妙な底力を出すのが日本人なのは歴史が証明しているので、イーロンマスクやバフェットが「日本はいずれ消滅する」といった予言は、歴史を勉強した方がいいのかも知れないとも思うし、そうあってもらいたい。
ただ、今よく話が出てくる過保護で実現不可能な「平等」を求めたり、必要以上に「競争」を抑制したり、既得権益を頑なに「守る」ような事はやめた方がいいだろうと思う。
それは、国や社会もそうだし、個人もそうだと思う。
人間は平等なんて教えられるが、大人になればそれが嘘な事は誰もが知っている。ただ、どんなに運命は不平等でもその運命に挑戦していけるだけの能力は誰にも備わっているし、実行もできるはず。
人間に生まれた楽しさはそこにあるんじゃないかなとも思う。
チャンスはそこら中ににある。
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すでに一生懸命頑張っている人も、もう一度大学院や海外の学校で勉強し直している人もいる。
何もせずブーブー言っている大人にだけはなりたくなと思っている。
それは80歳になっても100歳になってもそうありたい。とか何とか。
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