MBA講義-起業論❼-マーケティングっているの？-マーケターに本当に必要な能力って

MBAで学ぶ内容をそっとあなたに無料で教える講座の「起業論」編の7回目。
これこのペースでいくと手塚治虫先生の「火の鳥」より長くなるかも。。。

今回は「マーケティング」っていうやつ。
事業概要を設定したら、それをいかに戦略設定し市場創造しお客様に伝達し届けるかってやつ。
もうSNSとかみてると、この世に無数とマーケターなる人が存在するから、
だれをどう師事していいかも分かんないし、
自称マーケッターという名乗ってる時点でなんか「戦略ミス」してない？とかも思うついこの頃。

まぁ、とわいえ、マーケティングだけは、ビジネスをするなら体系的に学んでおいた方が「いいやつ」ですね。最低でも「コトラー」とか「ポーター」とかは漫画でいいから知っておいたいいかも。

Amazon.co.jp

基本の「キ」になるけど、マーケティングの基本は「セグメンテーション」（どの市場で）「ターゲット」（誰に）「ポジショニング」（どのような差別点で）を決め、４P（プロダクト・プレイス・プライス・プロモーション）の戦略を実行するかを決める事になる。

セグメンテーション・ターゲットを広く置くと競争者が沢山いるし、狭く置くとユーザーが少ないし、
みたいな話を「ウダウダ決めていく作業」をしていくわけです。
まぁ、でも何を決めても「プロダクト（製品）」に差別性があり、魅力的に映るかが大事な事は、
言うまでもなく、見せ方（プロモーション）も大事だけど、そこは「肝」になる。

今どきは「映える」消費も大事だから、そこの魅せ方もあるんだけど、まぁロングレンジで考えると「本物」しか残らないのは仕方ないよね。

マーケッターなる人を見ていて思うのは、優れたマーケッターというのは「経営戦略の理解度が高く」「社内関連部門からの信頼さえて巻き込み力が強く」「粘り強く実行し続ける力」を持った人だなと思います。まぁ特に思うのは「諦めない」っていう「しつこさ」が半端ないし、「めっちゃ細かい」ってのも共通点かな。

「絶対に成功する秘訣があるとすると『成功するまでやめない』」という名言を吐いた人もいた。

マーケティングの守備範囲がめちゃくちゃ広いから「ブランディング」「調査」とか「広告」まで入っていくけど、もうそれぞれの分野で専門性も求められるから、それなりに一通り学んでおかないと、さすがに自称マーケッターは名乗ってはいけないんだろうなぁと、か。

マーケティングを広義に捉えると「ユーザーのニーズを掴む」って事だから、財務部門も人事部門もあらゆる場面で「マーケティング」の考え方は取り入れられるので、この話は「起業論」とは別に「マーケティング論」だけで別途講義があるようなものです。

「起業論」って観点では、「何を成し遂げるか」って事を決めた後に、「どのように」って部分が「マーケティング」の位置づけになります。

これがないと「はじまんない」から、やっぱり「マーケティング」って重要ですねって事です。
（マーケティングは「起業論」が一通り終わったら再度）
次回は「組織とマネジメント」の話。どういう組織、マネジメントが重要なのかってお話です。