MBA講義-起業論❸-ビジョンっ何？-

「経営」「起業」の話になると、やたらでてくる「ビジョン」の話。
そもそも「ビジョン」ってなんじゃい？

辞書では「将来を見越す事」「洞察力」「想像力」「まざまざと心に描かれたもの」との事。

それが、「ビジョナリー」となると「人」になって、「予見力のある人」「空想家」「理想家」「予言者」との事。

要は「先を見越す」って事ね。という事。
そんなんできたら、「全員成功するわ！」とか「BACK TO THE FUTUREのビフかよ」とかは絶対に言ってはいけません。

基本だいたいの企業は「VISION」を決めていて将来こうなりたい事をいいます。将来の目指すべき方向・理想。まぁこれに共感できるとか、同じ事を思ってるとかいう企業に就職すべきなんだけど実際はなかなかそうはいかなかったり、自分でやっちゃおうとか思う人は起業したりするという事になります。

要は「あんさん、何がしたいのでっか？」という事のアリやナシやが大事になります。

大金持ちの投資家はその理想を応援したいとか成功しそうとか思いながら投資する。

電通のVISIONは「an invitation to the never before」（誰も見たことがない世界がみえる場所へ）
ソフトバンクのVISIONは「世界の人から最も必要とされる企業グループに」
コカ・コーラのVISIONは「世界中をうるおし、さわやかさを提供し、前向きな変化を起こす事」

共感できるVISIONあります？その一員になってみたいと思います？
このVISIONがしょぼいと人も集まらないし、企業のカリスマも生まれない。

言葉が人を動かす。それがVISON。

「あなたのビジョンは何ですか？」「あなたの一家のビジョンは何ですか？」「あなたの会社のビジョンは何ですか？」
それは、唯一無二のものですか？それは魅力的なものですか？

これがVISONの話。

次回は少し休憩「孫さん」の話。